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小学6年生が「中学3年の数学」にチャレンジした結果

はじめに

我が家の一人息子は今春から中学1年生になりました。本当ならこれから中学校生活の始まりでしたが、現在は新型コロナの影響で入学式も中止となりしばらくは休校です。

さて、一年ほど前、小学6年生になったばかりの頃に、「数学検定4級」(中学校2年程度)を受験し合格しておりました。詳しくは以前のブログ(コチラ)に記していますのでご興味のある方はご参照下さい。ほぼ満点で合格しておりましたので、特に積み残しは無いだろうということで、小学6年生としての残りの約一年間は、「中学3年の数学」の勉強をしておりました。

その結果などを簡単に記したいと思います。

現在の学力

約一年間を勉強した上での、現在の学力は以下のような感じです。

■数学検定で見ると

「数学検定3級」(中学校3年程度)の、市販の問題集(本試験と同じスタイルの模擬試験)を6回分やったところ、平均的に言うと、1次試験が30問中27問正解(合格目安は21問)、2次試験が20問中15問正解(合格目安は12問)という感じでしたので、「十分に合格出来るだろう」という感じでした。

なお、数日後の2020年4月12日に実施予定であった「数学検定3級」の願書も提出済みでしたが、新型コロナの関係で「やっぱり行かせないほうが良いかも」と考えたりしていたところ、検定そのものが中止となりました。これに関して詳しくお知りになりたい方は公式ページ(コチラ)をご覧下さい。

十分に合格出来る感じだったので、残念と言えば残念ですが、新型コロナが落ち着いて検定が実施されれば、その時に受験すれば良いかと、息子と話し合ったところです。

■高校受験の問題で言うと

「中学3年の数学」が終わっている訳ですから、数学に限って言えば「高校受験」の問題も解くことが出来る訳ですから、とある高校受験用の数学の試験をやってみました。

大雑把に言うと、学校のレベルに応じて試験の難度が「簡単」「普通」「難しい」と三種類あるとして、「簡単」と「普通」をやってみたのですが、「簡単」に関してはほぼ満点が取れる感じ(間違ったとしても単純ミスだけ)で、「普通」ではやはり60点程度(最も難しい問題は手も足も出ない)という感じでした。ちなみに「難しい」は全くやっていません。

と言うわけで、今から約3年後にある本当の「高校受験」までには、まだまだ頑張りが必要ではありますが、今の仕上がりを見ている限り、余程難しい学校を狙うなどでなければ「まあ普通に大丈夫かな」と思っています。

この約一年間の勉強時間

最近の約1ヶ月を除き、部活が忙しかったこともあり、学校の宿題やベネッセの教材などを除いた「純粋な数学の勉強」としては、1日30~40分を週に4回程度、という感じでした。

その段階では「数学検定、大丈夫かいな?」という感じでしたが、まあ部活も頑張っていたので仕方ないとも思っていたのですが、この1ヶ月ほどは部活を引退したのに加え、新型コロナの影響で学校も休校となったので、「純粋な数学の勉強」が1日3時間ずつ毎日、という感じで勉強出来るようになり、本人も相当な集中力で勉強していたので、かなりの仕上がりとなりました。

勉強方法

塾などには行っておらず、全て家庭学習で私(父親)が教えています(最近は付きっ切りではなく自習も多い)。また、「数学検定用の勉強」というのはやっておらず(検定用に対策するような勉強には意味がないと思っている為)、市販の「教科書に沿った問題集兼参考書」をベースに勉強を進めており(プラスアルファで色んな問題を解く)、先に書いた「数学検定の模試」に関しては、解説部分は全く見ずに「今まで身に着けた学力の純粋な力試し」でやっている感じです。

おわりに

先に述べた通り、約3年後の「高校受験」を見据えると、「より難しい問題」に備えた勉強が必要なのですが、かと言ってそのような「高校受験対策」を今から延々と3年間するのが良いのかと言えば、それも微妙だなと思っています。

すなわち、他の教科はもちろん日々の学校の試験やその先の「高校受験」を見据えてやる訳ですが、「数学の先取り学習」だけは当面は受験のことはあまり考えずに「高校数学」に進めば良いかな、とも思う訳です。

息子本人に聞いたところ、どちらかと言うと「高校数学」に進みたいようですので、基本的にはその方向で考えようかなと、今のところ思っています。